コラム

第37回

GeminiとNotebookLMの違いがわかる!
用途別の使い分けと企業活用事例を解説

GeminiとNotebookLMの違いがわかる!用途別の使い分けと企業活用事例を解説GeminiとNotebookLMの違いがわかる!用途別の使い分けと企業活用事例を解説

「GeminiとNotebookLMの違いがよくわからない」
「どちらをどの業務に使えばいいのか判断できない」
「導入したものの活用が進まない」

といった悩みを抱える企業は少なくありません。

GeminiとNotebookLMは、どちらもGoogleが提供するAIツールですが、設計思想や得意とする業務領域が大きく異なります。そのため、違いを理解せずに利用すると、本来得られるはずの効果を十分に発揮できない可能性があります。

本記事では、GeminiとNotebookLMの違いを比較しながら、それぞれの特徴やおすすめの使い分け方法、企業での活用事例についてわかりやすく解説します。

GeminiとNotebookLMそれぞれの特徴

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GeminiとNotebookLMを効果的に活用するためには、まずそれぞれの役割を理解することが重要です。どちらもAIを活用したサービスですが、利用シーンは大きく異なります。

NotebookLMの特徴

NotebookLMは、Googleが提供するAI活用型のリサーチ・ナレッジ管理ツールです。

最大の特徴は、ユーザーが登録した資料だけを参照して回答や分析を行う点です。一般的な生成AIのようにインターネット全体を参照するのではなく、指定したソースの範囲内で回答するため、根拠を確認しながら利用できます。

例えば、以下のような情報を読み込ませることが可能です。

  • ・PDF
  • ・Googleドキュメント
  • ・WebページURL
  • ・音声ファイル
  • ・プレゼンテーション資料

社内マニュアル・議事録・提案資料・研修コンテンツなど、さまざまな形式の情報をまとめて管理・分析できる点がNotebookLMの大きな特徴です。

そのため、社内向けのナレッジ検索ツールとしても利用できます。回答には引用元も表示されるため、「どの資料を根拠にしているのか」を確認しながら活用できるのも利点の一つです。

Geminiの特徴

Geminiは、Googleが提供する生成AIサービスです。文章作成や情報収集、要約、翻訳、アイデア出しなど幅広い用途に対応しており、企業のさまざまな業務を支援します。

NotebookLMとの大きな違いは、手元に資料がなくてもアウトプットを生成できることです。例えば、市場調査を行ったり、提案書のたたき台を作成したり、メール文を作成したりといった業務を効率化できます。

また、テキストだけでなく画像や音声、動画なども扱えるマルチモーダルAIであるため、より幅広い業務で活用できる点も特徴です。

GeminiとNotebookLMの違いを比較

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GeminiとNotebookLMの違いを、以下の表にまとめました。

【GeminiとNotebookLMの違いまとめ】

比較項目GeminiNotebookLM
情報源学習済みデータ+Google検索登録したソース資料のみ
得意な業務情報収集・文章作成・企画立案資料分析・ナレッジ活用
回答根拠確認が必要出典表示あり
ハルシネーション発生する可能性あり比較的抑えやすい
主な用途ゼロから作る業務既存情報を活用する業務
Google Workspace連携対応対応

ここからは、特に重要な違いについて詳しく解説します。

情報源の違い

両者の最も大きな違いは、参照する情報源です。

NotebookLMは、ユーザーが登録した資料だけを対象に回答します。そのため、社内文書や製品資料など、信頼できる情報をもとに分析したい場合に適しています。

一方、Geminiは学習済みデータやGoogle検索結果を活用できるため、幅広い情報収集が可能です。

例えば、新しい市場動向を調査したい場合はGeminiが適しています。一方で、自社のマニュアルを参照しながら回答してほしい場合はNotebookLMの方が向いています。

得意な業務の違い

NotebookLMは、既に存在する情報を整理・活用する業務に強みがあります。

例えば、以下のような用途です。

  • ・社内規程の検索
  • ・マニュアルの要約
  • ・議事録の分析
  • ・FAQの作成

一方、Geminiは新しいアウトプットを生み出す業務に適しています。

具体的には、

  • ・提案書作成
  • ・メール作成
  • ・市場調査
  • ・ブレインストーミング

などの業務で活躍します。

信頼性・ハルシネーションの違い

AIを業務で利用する際には、回答の信頼性も重要なポイントです。

NotebookLMは登録した資料のみを参照するため、回答の根拠を確認しやすい特徴があります。社内規程や法務文書など、正確性が求められる業務との相性が良いでしょう。

一方でGeminiは幅広い情報を扱える反面、ハルシネーション(事実と異なる情報を生成する現象)が発生する可能性があります。

そのため、重要な情報については一次情報による確認を行う運用が推奨されます。

料金プランの違い

GeminiとNotebookLMには、それぞれ無料版と有料版が用意されています。無料版でも基本的な機能は利用できますが、利用回数や機能に制限があります。

本格的に業務で利用する場合は、有料版の利用を検討する企業も少なくありません。

また、Google Workspace環境では、セキュリティや管理機能が強化されるため、法人利用に適した運用が可能になります。

GeminiとNotebookLMのおすすめの使い分け方法

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ここからは、実際の業務における使い分け方法を紹介します。

情報収集や文章作成ならGemini

情報収集やコンテンツ作成を効率化したい場合は、Geminiがおすすめです。Geminiは市場調査や競合分析、トレンド調査などを短時間で行えるため、調査業務の負担軽減につながります。

また、提案書やメール、ブログ記事の下書き作成などにも活用できるため、「まずたたき台を作る」という用途との相性が良いツールです。ゼロから作業を始める時間を削減できるため、生産性向上にもつながります。

社内ナレッジ活用ならNotebookLM

社内に蓄積された情報を有効活用したい場合は、NotebookLMが適しています。

企業には多くのマニュアルや規程類、議事録などが存在しますが、必要な情報を探すのに時間がかかるケースも少なくありません。

NotebookLMに資料を登録すれば、自然言語で質問するだけで必要な情報へアクセスできるようになります。

結果として、問い合わせ対応の工数削減やナレッジ共有の促進が期待できます。

会議録や大量資料の分析ならNotebookLM

会議録やレポートなどの大量資料を扱う場合も、NotebookLMが力を発揮します。長文資料の要約や複数資料の比較分析を短時間で実施できるため、担当者の負担軽減につながります。

特に経営会議やプロジェクト会議など、定期的に大量の資料が発生する業務では高い効果が期待できるでしょう。

業務効率化を目指すなら併用がおすすめ

実際の企業活用では、GeminiとNotebookLMを組み合わせて利用するケースが増えています。その一例として、以下の手順が挙げられます。

  • 1. Geminiで市場調査や競合分析を行う
  • 2. 競合分析の結果をもとに、企画のたたき台を作成
  • 3. NotebookLMで社内資料や過去事例と照らし合わせる
  • 4. 自社に適した内容へブラッシュアップ
  • 5. Geminiで提案書や報告書を作成

このように両者を併用すれば、効率的に成果物を仕上げることができます。

各々の強みを活かし、単独利用よりも高い効果が期待できるでしょう。

GeminiとNotebookLMの4つの業務活用事例

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ここでは、企業での具体的な活用事例を紹介します。

1. 社内ナレッジ検索の効率化

社内マニュアルや就業規則、業務手順書をNotebookLMに登録することで、社内向けAIアシスタントとして活用できます。

必要な情報をすぐに検索できるため、担当者への問い合わせ削減や新人教育の効率化につながるでしょう。

2. 議事録や資料の要約

会議録やレポートをNotebookLMへ読み込ませれば、決定事項や課題、次回アクションなどを短時間で整理できます。

情報共有のスピード向上にも役立つため、会議後の業務負担軽減が期待できます。

3. 提案書や企画書の作成

Geminiは提案書や企画書の作成支援にも有効です。構成案の作成から文章のブラッシュアップまで対応できるため、資料作成にかかる時間を短縮できます。

また、アイデア出しや表現改善にも活用できるため、提案の質向上にもつながるでしょう。

4. 社員教育やオンボーディング

研修資料やFAQをNotebookLMへ登録すれば、新入社員や異動者が自分で疑問を解決できる環境を整えられます。

教育担当者による個別対応を減らしながら、効率的なオンボーディングを実現できるでしょう。

GeminiやNotebookLMの企業活用ならサテライトオフィスへ

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GeminiやNotebookLMは非常に便利なAIツールですが、導入するだけで成果が出るわけではありません。運用ルールの整備や社内への定着支援も重要になります。

サテライトオフィスでは、Google Workspaceの導入支援をはじめ、GeminiやNotebookLMの活用支援まで幅広くサポートしています。

例えば、

  • ・Google Workspace導入支援
  • ・Gemini活用支援
  • ・NotebookLM活用支援
  • ・セキュリティ設計支援
  • ・管理者向けトレーニング
  • ・社員向け活用研修

など、企業の状況に応じた支援が可能です。

導入から運用定着まで一貫してサポートしておりますので、「どのように活用すればよいかわからない」という場合もお気軽にご相談ください。

※プライバシーポリシはこちら

GeminiやNotebookLMに関するよくある質問

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GeminiやNotebookLMに関するよくある質問に回答します。

Q. GeminiとNotebookLMは無料で利用できますか?

A.はい、どちらも無料プランがあります。

ただし、無料プランでは利用回数やノートブック数、登録できるソース数などに制限があります。本格的な業務利用を検討している場合は、Google AI Plans(Google AI Pro/Google AI Ultraなど)の利用も選択肢となります。

なお、現在はNotebookLM専用の有料プランは提供されておらず、NotebookLMの利用上限や追加機能はGeminiの契約プランに準じます。業務で継続的に活用する場合は、必要な利用量に応じてプランを検討するとよいでしょう。

Q. GeminiとNotebookLMは別々のサービスですか?

A.2026年4月より、NotebookLMはGeminiアプリに統合されています。現在はGeminiアプリ内の「Notebooks」機能として利用でき、一つの画面上でGeminiとNotebookLMを活用できます。

なお、従来どおりNotebookLM専用サイトからも利用可能です。用途に応じて使い分けられますが、機能面ではこれまで以上に連携しやすくなっています。

Q. 機密情報を扱う場合はどちらがおすすめですか?

A.重要なのはツールそのものではなく、利用する環境です。

企業で機密情報を扱う場合は、Google Workspaceの法人向け環境で運用し、適切なセキュリティ設定をおすすめします。

Q. Google Workspaceを利用していなくても使えますか?

A.はい、個人のGoogleアカウントでも利用可能です。ただし、企業利用の場合は管理機能やセキュリティ面を考慮し、Google Workspaceの導入を検討するとよいでしょう。

GeminiとNotebookLMは目的に応じた使い分けが重要

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GeminiとNotebookLMは、どちらもGoogleが提供するAIツールですが、得意とする領域が異なります。Geminiは情報収集や文章作成、アイデア出しなどに強みがあり、NotebookLMは資料分析やナレッジ活用、社内情報の検索に適しています。

「どちらか一方を選ぶ」のではなく、目的に応じて使い分けることが重要です。特に企業では、両者を組み合わせることで、情報収集から分析、成果物作成までを効率的に進められるようになります。

GeminiやNotebookLMの導入・活用をご検討中の場合は、Google Workspaceの導入実績が豊富なサテライトオフィスまでお気軽にご相談ください。私たちは、様々なニーズに対応したAIソリューションを強みとしており、貴社の課題に合わせた最適な活用方法をご提案します。

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