第58回


Microsoft 365の導入を検討しているものの、
「どの料金プランを選べばよいのか分からない」
「BusinessとEnterpriseの違いを比較したい」
とお悩みのご担当者様も多いのではないでしょうか。
Microsoft 365には企業規模や利用目的に応じた複数の料金プランが用意されており、プランごとに利用できる機能が異なります。
料金を比較するうえでは、あわせて自社の業務内容や運用方法に合っているかの確認が重要です。
本記事では、Microsoft 365の料金プランや各プランの違い、選び方、導入時に確認したいポイントを分かりやすく解説します。

Microsoft 365には、個人向け(Personal・Family)と法人向け(Business・Enterprise)のプランがあります。
ここからは企業での利用を想定し、法人向けMicrosoft 365の料金プランについてみていきましょう。
Businessプランは、300ライセンスまで利用できる法人向けプランで中小企業を中心に幅広く利用されています。
《Businessプラン料金比較表》
| プラン | 月額料金 (年間契約) | 主な機能 | おすすめの企業 |
|---|---|---|---|
| Business Basic | 1,049円/ユーザー | ・Web版Office ・Teams ・Exchange Online ・OneDrive | メールやWeb会議を中心に利用したい企業 |
| Apps for business | 1,499円/ユーザー | ・デスクトップ版Office ・OneDrive | デスクトップ版Officeを利用したい企業 |
| Business Standard | 2,098円/ユーザー | ・デスクトップ版Office ・Teams ・Exchange Online ・OneDrive | Officeアプリと共同作業を活用したい企業 |
| Business Premium | 3,298円/ユーザー | ・Business Standardの機能+高度なセキュリティ ・デバイス管理 | セキュリティやデバイス管理を強化したい企業 |
※価格は2026年7月1日改定後の参考価格です。年間契約時の月額(税抜)で表記しています。
※掲載しているのはTeamsを含むプランの価格で、Teamsを含まない割安なプランも別途用意されています。
Microsoft 365 Business Basicは、メールやWeb会議を中心に、コストを抑えて導入したい企業に適したプランです。
Web版のOfficeアプリに加え、TeamsやExchange Online、OneDriveといった基本的なクラウドサービスを利用できます。
基本的な業務環境が低コストで整うため、初めてMicrosoft 365を導入する企業にもおすすめです。
Microsoft 365 Apps for businessは、デスクトップ版Officeを中心に利用したい企業に適しています。
WordやExcel、PowerPointなどのデスクトップ版アプリに加え、OneDriveのクラウドストレージを利用できます。
メール機能(Exchange Online)は含まれないため、メールは既存システムを使い続けたい企業は検討してみてください。
Microsoft 365 Business Standardは、Officeアプリとクラウドサービスをバランスよく活用したい企業に適したプランです。
デスクトップ版OfficeアプリにTeamsやExchange Onlineが加わるため、オンライン会議や共同編集、メールまでをMicrosoft 365で一元管理できます。
日常業務に必要な機能がそろっており、多くの中小企業で選ばれています。
Business Standardの機能に加え、高度なセキュリティ機能やデバイス管理機能まで利用できるプランです。
テレワークやモバイル端末を活用する企業、情報漏えい対策を強化したい企業に向いています。
Enterpriseプランは、300ライセンスを超える利用や、高度なセキュリティ・コンプライアンス機能が必要な企業向けのプランです。
《Enterpriseプラン料金比較表》
| プラン | 月額料金 (年間契約) | 主な機能 | おすすめの企業 |
|---|---|---|---|
| Microsoft 365 E3 | 5,847円/ユーザー | ・Officeアプリ ・Teams ・Exchange Online ・OneDrive ・高度なセキュリティ、コンプライアンス | 中堅・大企業 |
| Microsoft 365 E5 | 8,995円/ユーザー | ・E3の機能+高度なセキュリティ ・分析 ・音声通話機能など | 高度なセキュリティや分析機能が必要な企業 |
※価格は2026年7月1日改定後の参考価格です。年間契約時の月額(税抜)で表記しています。
※Enterpriseプランでは、新規契約の場合Teamsを含まないプランに、Teams単体を組み合わせて利用する形が基本となります。
Microsoft 365 E3は、高度なセキュリティやコンプライアンス機能が求められる中堅・大企業向けのプランです。
OfficeアプリやTeamsなどの基本機能に加え、組織全体の管理や情報保護に役立つ機能を利用できます。
複数拠点での運用や、ガバナンスを重視する企業におすすめです。
Microsoft 365 E5は、E3の機能に加えて、さらに高度なセキュリティ機能や分析機能まで利用できる最上位プランです。
セキュリティリスクへの対策を強化したい企業や、厳格なコンプライアンス対応が求められる企業に向いています。
高度な管理機能を活用することで、大規模な組織でも安心して運用できる環境構築が可能です。

Microsoft 365は、Officeアプリ・クラウドサービス・セキュリティ管理機能という3つの領域で構成されています。
ここでは、それぞれどのような機能を利用できるのかを整理しました。
Word、Excel、PowerPoint、Outlookといった、業務の基盤となるOfficeアプリを利用できます。
プランによって、パソコンにインストールして使うデスクトップアプリと、ブラウザ上で使うWebアプリのいずれか、または両方を選択可能です。
文書作成や表計算、資料作成、メールまで、日常業務に必要なアプリが一通りそろっています。
TeamsやExchange Online、OneDrive、SharePointなどのクラウドサービスを利用可能です。
Teamsによるチャットやオンライン会議、Exchange Onlineによるメール、OneDriveやSharePointによるファイル共有を組み合わせ、コミュニケーションから情報共有までを一つの環境で完結できます。
Microsoft 365には、情報資産を守るセキュリティ機能や、利用状況を統制する管理機能も備わっています。
プランによっては、デバイス管理や高度な脅威対策、アクセス制御まで利用でき、情報漏えい対策やガバナンス強化に有効です。

Microsoft 365は、料金だけでなく運用面まで含めて検討することで、導入後のミスマッチを防げます。ここでは、契約前に確認しておきたいポイントを整理しました。
まず確認したいのが、利用人数と必要な機能です。何人で利用するのか、どの業務にどの機能を使うのかを整理することで、BusinessプランとEnterpriseプランのどちらが適しているかが見えてきます。あわせて、現在利用しているOffice製品やメール環境からの移行が必要かどうかも確認しておきましょう。
ライセンス費用のほかにも、費用が発生する場面があります。初期設定やデータ移行、導入支援、運用サポートなどがその例です。これらを含めた総額で比較することで、導入後のコストを正確に把握できます。目先の月額だけで判断すると、運用開始後に想定外の負担が生じることもあるため注意しましょう。
Microsoft 365を検討する際、買い切り版のOfficeと迷われる企業様も少なくありません。
両者の違いは支払い方にあり、Microsoft 365は月額・年額で使うサブスクリプション型、買い切り版は一度購入すれば継続して使える永続ライセンス型です。
常に最新版のOfficeやTeams・OneDriveなどのクラウドサービスを活用したい場合はMicrosoft 365、基本的なOfficeアプリを長く使いたい場合は買い切り版が向いています。

Microsoft 365はMicrosoftのWebサイトからも契約できますが、導入支援に対応したパートナーを通せば、初期設定から運用までをスムーズに進められます。ここでは、サテライトオフィスグループ(100%子会社の株式会社ネクストセット)を通じて導入するメリットを紹介します。
サテライトオフィスグループでは、Microsoft 365のライセンス提供に加え、導入前の相談から導入支援、導入後のサポートまでを一貫して提供しています。
導入支援は無料で、トラブル時も電話やメールで対応するため、専門的な設定に不安のある企業様でも情報システム部門の負担を抑えて導入を進められます。
ネクストセットは、Microsoft 365の標準機能では不足しがちな、日本企業の商習慣に合わせた機能を補う自社開発のアドオンを提供しています。これらは、導入支援を通じて寄せられた「こんな機能があれば」という現場の声をもとに開発されたものです。
たとえば「組織&グループカレンダー」は、組織やグループごとにメンバーのスケジュールを一覧表示でき、会議室やリソースの空き状況も確認できます。
また、「ワークフロー」は社内申請書や経費精算などの申請・承認を電子化、「シングルサインオン(SSO)」は、アクセス制御や多要素認証によってテレワーク時のセキュリティを強化します。
こうしたアドオンの活用で、スケジュール管理や組織運用、業務効率化まで一段と進めやすくなります。
Microsoft 365には複数のプランがあり、利用人数や必要な機能によって最適な組み合わせは異なります。サテライトオフィスグループでは、企業様の課題や利用状況をふまえ、プラン選定から運用方法までをあわせてご提案いたします。導入して終わりではなく、運用が社内に定着するまで見据えて支援できる点が強みです。
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ここでは、Microsoft 365の料金に関して多く寄せられる質問をまとめました。契約形態やプラン選び、買い切り版との違いなど、導入前に気になるポイントを解消しておきましょう。
A.コストを抑えて長期的に利用する予定であれば、年額契約がおすすめです。
年間契約は月単位の契約よりも1ユーザーあたりの料金が安く設定されており、支払い方法も月払いと一括払いから選べます。そのため、年間のライセンス費用を抑えやすくなります。
一方で、利用人数の増減が多い企業や、短期間だけ利用したい場合は、契約期間の自由度が高い月額契約が適しています。
契約期間はコストだけでなく、利用人数の変動や運用計画も考慮して選ぶことが大切です。長期間の利用を見込むなら年間契約、柔軟な運用を重視するなら月単位の契約と、利用スタイルに合わせて判断するとよいでしょう。
A.Businessプランは、一般的に300ユーザー以下の中小企業向けに設計されています。WordやExcelなどのOfficeアプリに加え、Teams・Exchange Online・OneDriveなどを利用でき、多くの中小企業に十分な機能を備えています。
一方、Enterpriseプランは、300ユーザーを超える企業や高度なセキュリティ・コンプライアンス・情報保護・ID管理などが求められる大規模組織向けです。
利用人数だけでなく、セキュリティ要件や管理機能の必要性も踏まえて選択しましょう。
A.Microsoft 365は、月額または年額で利用するサブスクリプションサービスです。契約期間中は常に最新バージョンのOfficeアプリを利用できるほか、OneDriveのクラウドストレージやTeams、Exchange Onlineなどのクラウドサービスも利用できます。
一方、買い切り版Office(Office 2024など)は、一度購入すれば継続的な利用料金はかかりません。ただし、購入したバージョンのみ利用でき、新しいバージョンが発売された場合は、最新版を利用するには改めて購入する必要があります。また、Microsoft 365で利用できるクラウドサービスや継続的な機能追加の多くは含まれていません。
業務で複数人による共同編集やクラウド活用、常に最新機能を利用したい場合はMicrosoft 365が適しています。一方、インターネットサービスをあまり利用せず、基本的なOfficeアプリだけを長期間使いたい場合は買い切り版Officeも選択肢となります。
参照:Microsoft 365 および Office 365 プラン オプション
参照:Microsoft 365 と Office 2024 の違いは何ですか?

Microsoft 365には、企業規模や利用目的に応じた複数の料金プランが用意されています。
料金に加えて、機能やセキュリティ、管理機能もあわせて比較することが、自社に合ったプラン選びのポイントです。初期設定やデータ移行、運用方法まで見据えれば、導入後も効果的に活用できます。
サテライトオフィスグループでは、導入前から運用まで一貫して支援しています。
導入支援を担うネクストセットは、日本マイクロソフトの「マイクロソフト ジャパン パートナー オブ ザ イヤー 2015」受賞パートナーで、組織カレンダーやワークフローなどの自社開発アドオンにより、業務に合った環境づくりまでご提案します。
Microsoft 365の導入や活用でお悩みの企業様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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