コラム

第67回

データポータル Pro(旧:Looker Studio Pro)の料金体系|
無料版との違いとは

データポータル Pro(旧:Looker Studio Pro)の料金体系|無料版との違いとはデータポータル Pro(旧:Looker Studio Pro)の料金体系|無料版との違いとは

「データポータルの無料版は、データ量が増えると読み込みが遅い」「Pro版へ切り替えるタイミングは?」とお悩みではありませんか?

データポータルは無料版でも十分に活用できますが、ビジネスにおけるデータの共有や処理には、表示速度やガバナンス面の課題があります。

本記事では、データポータル Pro(旧:Looker Studio Pro)の機能や無料版との違い、料金、Pro版へ移行すべき判断基準をわかりやすく解説します。

自社に最適な導入タイミングを見極める参考にしてください。

データポータル Pro(旧:Looker Studio Pro)とは?

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データポータル(旧:Looker Studio)は、Googleが提供する、社内の様々なデータを視覚的に美しくまとめる無料のBI(ビジネスインテリジェンス)ツールです。社内のデータソースと接続してレポート作成を自動化できるため、営業進捗の可視化やWEBマーケティングのアクセス解析など、ビジネスシーンで広く活用されています。

Looker Studioの基本的な機能についてはこちらの記事をご参照ください。

Data Studio(旧:Looker Studio)とは?できることや使い方を徹底解説!

ガバナンスとセキュリティを強化した有料プラン

データポータル Pro(旧:Looker Studio Pro)は、無料版が持つ直感的なレポート作成や可視化機能はそのままに、組織での安全な運用と一元管理に特化した上位プランです。

大きな違いは、管理の軸が「個人」から「組織」へとシフトする点です。企業の重要資産であるデータを組織全体で統制できるようになり、アクセス権限の不備やデータ漏洩対策など、ガバナンスとセキュリティを飛躍的に向上させることができます。

「Looker」と「Looker Studio」の違いは?

名称が似ているため混同されがちですが、「Looker」と「データポータル(旧:Looker Studio)」はまったく別の製品です。

Lookerは独自のモデリング言語(LookML)を用いて高度なデータ分析とガバナンス統制を行う、大規模・エンジニア向けのデータプラットフォームであり、導入費用も高額です。

一方でデータポータルは、直感的で手軽に使えるBIツールです。手軽さや導入のしやすさを保ちつつ、コストを抑えて安全にデータ分析を行いたい企業にはデータポータル Proが適しています。

データポータル Proの料金

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データポータル Proの基本料金の仕組みや、実際の利用人数に応じたコストシミュレーションについて解説します。

料金は1ユーザーあたり「月額9ドル」

データポータル Proの標準価格は、1ユーザーあたり月額9ドルです。

課金対象となるのは、チームスペースなどのPro版専用機能を利用するユーザーや、レポートを作成・編集・管理するアクティブユーザーのみとなります。

レポートを閲覧・利用するだけのユーザーは無料となるため、無駄なライセンス費用をかけずに社内へ展開できる点が大きなメリットです。

参照:データポータル: ビジネス分析情報の可視化 | Google Cloud

導入した場合のコストシミュレーション

社内で実際にダッシュボードを作成・編集するコアメンバーの人数に応じたコストシミュレーションは以下の通りです。

利用規模対象ライセンス数(作成・編集者)月額コスト(目安)年間コスト(目安)
小規模チーム (特定のプロジェクト・部署のみ)5ユーザー45ドル (約6,750円)540ドル (約81,000円)
中規模部門 (マーケ・営業など部門全体)20ユーザー180ドル (約27,000円)2,160ドル (約324,000円)
全社展開 (各部署のデータ担当者)50ユーザー450ドル (約67,500円)5,400ドル (約810,000円)

※為替レートを「1ドル=150円」と想定した日本円換算です。(2026年7月時点)
※為替レートの変動により実際の請求額は前後します。

直接契約の場合、為替変動によって毎月の料金が変動します。予算オーバーを防ぐためには、予備費を含めて稟議を通したり、毎月の経理処理を確認したりするなど対策が必要です。

データポータル Proと無料版の3つの違い

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データポータル Proと無料版のデータポータルは、主に「組織管理」「表示スピード」「サポート体制」に違いがあります。

【データポータル無料版とデータポータル Pro比較表】

比較項目データポータル(無料版)データポータル Pro
共有スペース個人間の共有(権限管理が複雑化)チームスペースで一元管理
データ抽出容量通常(データ量が多いと遅い)最大2.5倍に拡張(表示が高速)
サポート体制ヘルプコミュニティ(自力解決)Google公式のテクニカルサポート

その1:チームスペースによる強固な組織・権限管理

無料版ではレポートの所有権が作成した個人に帰属するため、退職や部署異動に伴う権限の煩雑化やデータ紛失のリスクがありました。

一方、Pro版ではチームスペースを利用することで、レポートの所有権が企業アカウントに紐づきます。

部署やプロジェクト単位でスペースを作成し、メンバーの追加・削除だけでアクセス権を一括コントロールできるため、強固なガバナンスと効率的な権限管理を実現できます。

その2:大容量データの表示スピード

大容量データを扱うダッシュボードでは、読み込み速度の低下が業務効率に大きく影響します。

Pro版では、データ抽出機能の容量が最大2.5倍に拡張されています

無料版では表示が遅くなっていた大容量データも、Pro版ならスムーズに処理できます。フィルター切り替えやダッシュボードの閲覧が滞りなく行え、快適なデータ分析が可能です。

その3:トラブルにも安心なGoogle公式サポート

無料版で不具合や疑問が発生した場合は、公開されているヘルプコミュニティで自力で情報を探して解決するしかありません。

対してPro版では、Google公式のテクニカルサポートを利用できます。万が一のシステムエラーや設定の不明点が発生した際にも迅速に問い合わせができるため、ダッシュボードを社内で常時運用する企業でも、業務への影響を最小限に抑えられます。

データポータル Proへの切り替えを検討するタイミング

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無料版からデータポータル Proへ移行を検討する際は、社内での利用状況やデータの重要性の高まりを基準にするのがおすすめです。

レポートの表示速度が著しく遅くなったとき

扱うデータ量や接続先が増え、ダッシュボードを開くたびに「読み込み中」の待ち時間が長く発生するようになったら移行のサインです。

データ件数の増加による表示遅延は、業務効率を低下させます。Pro版のデータ抽出機能を活用して高速化を図るべきタイミングと判断できます。

社員の入退社に伴う野良レポートのリスクを防ぎたいとき

退職者のアカウント削除による重要レポートの消失リスクや、作成者不明の野良レポートが乱立し始めたら、Pro版への移行を検討すべきタイミングです。

組織で一元管理できる環境へ移行することで、個人によるアクセス権の誤設定を減らしアカウント管理の手間を削減できます。

社内でダッシュボードを共有する人数や部署が拡大したとき

1つのレポートを何十人もの社員や複数部署で共有し始めると、閲覧のみのユーザーに誤って編集権限を与えてしまうといった操作・設定ミスのリスクが高まります。

ビジネスにおいて情報漏洩や設定の誤変更は重大な問題となるため、社内のガバナンス強化を図る目的でもPro版への切り替えが効果的です。

BigQueryと連携し、社内データをフル活用したいとき

BigQueryなどのデータウェアハウスと連携し、社内の売上データやアクセスログを一元管理・分析し始めるタイミングです。

機密性の高い基幹データを扱う場合、個人管理の無料版では漏洩リスクを防ぎきれません。権限管理が厳格なチームスペースや、大容量データを高速表示できるPro版の基盤があってこそ、安全でスムーズなデータ活用が可能になります。

BigQueryとの具体的な連携については、以下の記事をご参考ください。

BigQueryとデータポータルの連携ガイド|データ分析の手順と低コスト運用のコツ

Pro版へ切り替える前に知っておきたい注意点

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データポータル Proの導入前に把握しておくべき、いくつか実務上のハードルについて解説します。

Google Cloudの初期設定・連携の難しさ

Pro版を利用するには、Google Cloud(GCP)上でプロジェクトを作成し、請求アカウントを紐づけるといった管理作業が必要です。

しかし、プロジェクトの階層構造や権限(IAM)の設定には専門知識が求められます。普段Google Cloudに触れていない担当者の場合、初期構築や社内システムとの連携につまずき、導入に時間を要してしまうケースも少なくありません。

直接契約による支払い方法の手間

Googleと直接契約する場合、原則としてクレジットカード決済(ドル払い)となります。

請求書払いが基本となる企業にとって、クレジットカード精算は経理上の負担となります。また、為替変動による料金の変動は、稟議の申請や経理確認作業が必要となるため、運用の壁になりかねません。

なお、請求書払いを希望する場合は、後述する代理店経由で契約することでこの課題を解消できます。

Google公式サポートにおける対応言語の壁

Pro版にはGoogle公式サポートが付帯しているものの、対応は英語や翻訳ツールを介したやり取りが中心です。

緊急トラブル発生時に、技術的な不具合の状況やニュアンスを英語で正確に伝えるのは難しく、対応の遅れにつながるリスクがあります。英語対応に慣れていない担当者にとって、大きな精神的・業務的負担となるでしょう。

こうしたサポート面の課題も、日本語でのサポート体制が整った代理店を経由することで安心して解消できます。

データポータル Proの導入・運用は「サテライトオフィス」へ

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データポータル Proの導入・運用は、国内トップクラスの実績を持つサテライトオフィスにお任せください。企業の課題に寄り添った手厚い支援で、安全かつスムーズなデータ活用を実現します。

Google Premier Partnerによるデータ基盤設定代行

Google Cloudとの連携設定やチームスペースの権限設計を、実績豊富なサテライトオフィスが丸ごと代行します。

Google Premier Partnerとしての確かな技術力と8万社超の導入支援ノウハウを活かし、貴社の組織規模やセキュリティ要件に合わせた最適なデータ基盤環境をご提案。設定面での挫折を防ぎ、短期間での安全な立ち上げをサポートします。

日本円での請求書払いに対応

Googleとの直接契約ではドル払い・クレジットカード決済しか選べませんが、サテライトオフィスを経由すると、日本円での請求書払いへ変更できます。

既存の購買フローを変更する必要がないため、安心して導入・契約手続きを進めていただけます。

BigQuery連携からダッシュボード作成まで一括サポート

ライセンスの販売にとどまらず、社内データを集約するBigQueryの環境構築から、データポータルでの見やすいダッシュボード作成、さらには社内定着に向けた活用レクチャーまで一貫してサポートします。

サポート体制を整えているため「契約したものの使いこなせない」「実務での設定変更がうまくできない」といった運用上のトラブルにも迅速に対応可能です。

サテライトオフィス経由での導入については、以下のページをご参照ください。

サテライトオフィス | BigQuery/データポータル(旧:Looker Studio) 分析ソリューション | クラウド全アドオン導入約8万社突破

よくある質問

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データポータル Proの導入にあたり、企業から多く寄せられる疑問に回答していきます。

Q.データポータル(旧:Looker Studio)は、個人利用なら無料のままで大丈夫ですか?

A.はい、問題ありません。

個人でブログのアクセス解析をしたり、小規模なチーム内で完結するレポート作成であれば、無料版でも十分な機能が備わっています。

Q.閲覧するだけのユーザーにもPro版の料金はかかりますか?

A.いいえ、レポートを閲覧・利用するだけのユーザーにライセンスは発生しません。

課金対象となるのは、主に「レポートを作成・編集する人」や「チームスペース内で管理作業を行う人」に限られます。

そのため、閲覧者が多い企業でも無駄なコストをかけずに導入・運用が可能です。

Q.無料版からPro版に移行すると、今あるレポートは消えてしまいますか?

A.いいえ、消えません

現在無料版でお使いの既存レポートやデータ接続は、そのままPro版の組織環境(チームスペース等)へ安全に移行・集約することができます。

ただし、大量のレポートを整理しながらの移行作業や、BigQuery等の権限再設定を自社のみで行う場合、設定ミスによって閲覧不能になったり権限漏れが生じたりするリスクがあります。

「移行作業に不安がある」「安全に一元管理へシフトしたい」という場合は、ぜひサテライトオフィスへご相談ください。

※プライバシーポリシはこちら

データポータル Proで安全かつ快適なデータ活用を始めよう

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データポータル Pro(旧:Looker Studio Pro)は、社内のデータを集約・可視化し、ビジネスの意思決定を加速させる強力なBIツールです。

無料版からPro版へ切り替えることで、レポートが組織一元管理へと進化し、アクセス権の誤設定やデータ紛失リスクを防止できます。さらに、大容量データの高速表示やGoogle公式サポートにより、安全かつストレスのないデータ活用環境が実現します。

導入時の設定や決済の手間、導入後の運用不安は、サテライトオフィスがまるごと解決します。日本円での請求書払いからBigQuery連携・構築サポートまでワンストップで対応可能ですので、まずは気軽にお問い合わせください。

※プライバシーポリシはこちら

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