コラム

第71回

Gemini Notebook(旧:NotebookLM)は商用利用できる?
安全な運用のポイントを解説!

Gemini Notebook(旧:NotebookLM)は商用利用できる?安全な運用のポイントを解説!Gemini Notebook(旧:NotebookLM)は商用利用できる?安全な運用のポイントを解説!

Gemini Notebook(旧:NotebookLM)の導入を検討するなかで、
「Gemini Notebookで作った資料を、そのままお客様への提案に使ってよい?」
「無料版と有料版で商用利用の条件は変わる?」
「社内の機密情報を読み込ませても大丈夫?」
といった疑問を抱える担当者は少なくないでしょう。

Gemini Notebookは無料版・有料版を問わず商用利用できます。ただし、ソース資料の著作権や機密情報の取り扱いには注意が必要です。

本記事では、Gemini Notebookの商用利用ができるかを噛み砕いて解説します。利用規約上の根拠、業務で活用する際に押さえておきたい注意点も整理していきます。最後まで読めば、企業での安全な運用ポイントがわかるでしょう。

Gemini Notebook(旧:NotebookLM)は商用利用できる?

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Gemini Notebookは、無料版・有料版を問わず商用利用が可能です。Googleの利用規約によると「ユーザーが作成したオリジナルコンテンツについて、Googleがそのコンテンツに対する所有権を主張することはない」とされています。

生成したコンテンツの所有権はユーザー側に残るため、業務目的で作成した文章や資料を、そのまま活用できます。具体的には、会議の議事録や記事の下書きといった社内向けの用途はもちろん、提案資料や営業原稿のような顧客向けコンテンツにも利用可能です。

無料版と有料版の違いは、商用利用の可否そのものではなく、利用できる上限や管理機能の有無にあります。組織で本格的に使うのであれば、無料版よりもGoogle Workspace環境を検討する方が安心です。

参考:Google 利用規約

Gemini Notebookを商用利用する際の3つの注意点

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ここでは、Googleの利用規約や著作権に関わる注意事項を整理します。規約違反や権利侵害を防ぐため、生成物を社外へ公開・配布する前に確認しておく必要があります。

1. ソース資料の著作権を確認する

Gemini Notebook自体の商用利用が認められていても、アップロードするソース資料の著作権は別の問題です。他者が権利を持つ書籍や記事、画像などを無断でアップロードし、その要約をオリジナルコンテンツとして展開する行為は、著作権侵害にあたる可能性があります。

業務で使う場合は、自社が作成した資料や、利用許諾を得た資料を中心に登録することが基本です。顧客から預かった資料や外部コンテンツをソースにする際は、契約条件や利用範囲まで確認したうえで扱うようにしましょう。

2. SynthIDを保持したまま利用する

Gemini Notebookで生成した音声には、電子透かし技術のSynthIDが付与される場合があります。Google DeepMindが開発したこの技術は、AIが生成したコンテンツであることを後から検証できるようにする仕組みです。

SynthIDを意図的に削除したり、無効化したりする行為は避けましょう。顧客向けに音声コンテンツを配布する場合も、電子透かしが残った状態のまま活用するのが前提です。

3. NotebookLMの署名・透かしを保持する

動画解説などの機能で生成した動画には、「NotebookLM」の署名(ウォーターマーク)が表示される場合があります。SynthIDのような不可視の透かしとは別に、目に見える形でブランドの署名が入る仕様です。

社外へ公開する前に、この署名や透かしを意図的に削除・非表示にしていないか確認しておきましょう。表示状態を確認したうえで配布すれば、規約違反を避けられます。

Gemini Notebookを安全に商用利用する4つのルール

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ここからは、自社で決めておきたい運用ルールについて解説します。法律上の罰則はありませんが、情報漏えいや誤った情報の共有を防ぐためには、ルールの整備が重要です。

1. アップロードできる情報を分類する

まず、アップロードしてよい情報の範囲を、公開情報・社内限定情報・機密情報(個人情報や契約情報など)に分類しておきます。分類ごとにアップロードの可否や承認条件を設定し、最重要機密情報については利用そのものを禁止する運用も検討するとよいでしょう。この基準は、利用者個人の判断に任せるのではなく、全社共通のルールとして周知することが重要です。

2. 出力内容の確認者を決める

生成された内容を、誰が確認し、誰が承認するのかをあらかじめ明確にしておきます。特に顧客向けの資料については、作成者本人だけでなく、第三者が元のソースと照合したうえで確認する体制が望ましいでしょう。
数値や日付、著作権、機密情報の有無など、確認すべきチェック項目を事前に設定すると、レビューの精度が安定します。

3. 利用者へ教育を行う

Gemini Notebookを使い始める前に、アップロードを禁止する情報の範囲や、資料の共有方法について利用者に説明しておきましょう。著作権や個人情報の取り扱いは、抽象的な注意喚起だけでなく、具体例を交えて周知すると伝わりやすくなります。機能や規約は更新されることがあるため、変更に合わせて社内マニュアルも定期的な見直しが大切です。

4. 利用状況を把握する

どの部署の、どの利用者が、どのような目的でGemini Notebookを使っているかを管理することで、問題の早期発見につながります。未承認の個人アカウントでの利用や、意図しない外部共有が発生していないかも、定期的に確認しておきたいポイントです。あわせて、問題が発生した際の報告先や対応方法を事前に決めておくと、いざというときに慌てず対応できます。

関連記事:Gemini Notebook(旧:NotebookLM)で学習させない設定方法|企業向けに安全な使い方を解説

Gemini Notebookの導入・運用はサテライトオフィスへご相談を

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Gemini Notebookを業務で安全に使うには、商用利用の可否だけでなく、アカウント管理や情報管理まで含めた全体設計が欠かせません。複数の部署で利用する場合は権限設定や共有ルールが複雑になりやすく、部署ごとの個別対応では管理が行き届かなくなることもあります。Gemini Notebook単体の設定だけでなく、Google Workspace全体の運用方針とあわせて検討することをおすすめします。

導入から運用まで一貫して支援

サテライトオフィスでは、利用目的や組織規模に応じたプラン選定から、アカウント・権限・セキュリティ設定の支援まで幅広く対応しています。アップロードルールや確認体制といった、社内運用の整備もあわせてサポート可能です。

自社に合う活用方法を相談可能

無料版から法人向け環境への移行や、Gemini Notebookを含むAI機能の活用方法についてもご提案しています。安全な業務利用の進め方に悩んでいる場合は、一度サテライトオフィスへご相談ください。

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Gemini Notebookの商用利用に関するよくある質問

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Gemini Notebookの商用利用について、特にお問い合わせの多い質問にお答えします。

Q. 生成物の著作権は誰にある?

ユーザーが作成したオリジナルコンテンツについて、Googleは所有権を主張しません。そのため、生成した文章や資料は、営業資料や記事など幅広い用途に利用可能です。ただし、第三者の著作物をソースに含む場合は、元資料の権利関係を別途確認する必要があります。

Q. 社内資料はAIの学習に使われる?

通常の利用であれば、アップロードした資料がAIモデルの学習に使われることはありませんユーザーが自発的にフィードバックを送信した場合に限り、その内容が確認される可能性があります。機密情報を扱う部署では、フィードバック送信に関する社内ルールもあわせて設定すると安心です。

Q. 生成した音声を顧客へ配布できる?

商用目的で顧客へ配布することは可能です。ただし、音声に含まれるSynthIDを意図的に削除する行為は避けましょう。配布前には、内容の正確性や機密情報が含まれていないかもあわせて確認してください。

Q. 生成したスライドを顧客へ配布できる?

提案資料や説明資料として利用すること自体に問題はありません。表示される「NotebookLM」の署名(ウォーターマーク)などを意図的に隠すことは規約違反にあたるため避けましょう。著作権や内容の正確性を確認したうえでの配布が大切です。

Gemini Notebookは安全な運用体制を整えて商用利用しよう

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Gemini Notebookは、無料版と有料版のどちらでも商用利用が可能なツールです。生成したコンテンツの所有権はユーザーに帰属し、通常の利用であれば入力データがAIの学習に使われることもありません。

一方で、著作権や機密情報の取り扱い、SynthIDやNotebookLMの署名といった電子透かしの保持、生成内容の正確性の確認は、利用者側の責任で管理する必要があります。Google Workspaceの管理機能と社内ルールを組み合わせて運用すれば、安全に商用利用を進められるでしょう。導入や運用の設計に迷ったときは、専門家に相談しながら進めることも検討してみてください。

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