コラム

第155回

Google Workspace Business Plusとは?料金・機能・選び方を解説

Google Workspace Business Plusとは?料金・機能・選び方を解説Google Workspace Business Plusとは?料金・機能・選び方を解説

Google Workspaceの導入を検討するなかで、「Business Plusは自社に必要なのか」「Business Standardとの違いがよく分からない」と迷う方は少なくないでしょう。

Business PlusはBusiness Standardの機能に、データの保持・検索に対応したGoogle Vault(ヴォルト)や、社員が使う端末のセキュリティ管理を強化する機能などを加えたプランです。

セキュリティやデータ管理を重視する企業にとって、Business Plusは有力な選択肢になるでしょう。

この記事では、Business Plusの料金や主な機能、他プランとの違い、向いている企業、導入時のポイントまでを分かりやすく解説します。自社に合ったプラン選びにお役立てください。

Google Workspace Business Plusとは?

Google Workspaceエディション体系

Google WorkspaceのBusinessエディションは、1〜300ユーザーが利用する企業向けに提供されており、Starter・Standard・Plusの3つのプランがあります。

このうちBusiness Plusは最上位に位置づけられ、とくにセキュリティやデータ管理を重視する企業に適したプランです。

Standardと同じ基本機能を備えたうえで、Google Vaultや高度なエンドポイント管理(パソコンやスマートフォンなど業務端末の管理機能)など、情報管理を強化する機能が加わります。

まずは使えれば十分というStarterプランの段階から一歩進んで、組織として管理レベルを引き上げたい企業が検討するプランといえるでしょう。

Google Workspace Business Plusの料金

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Business Plusの料金は、契約形態によって2種類に分かれます。

1年単位で契約する「年間プラン」では1ユーザーあたり月額2,500円、月単位で契約する「フレキシブルプラン」では月額3,000円です(いずれも税別)。

フレキシブルプランは、月ごとに人数を増減しやすい契約形態です。

《Business Plusの料金形態》

項目年間プランフレキシブルプラン
月額料金2,500円/ユーザー3,000円/ユーザー
契約1年契約月単位
向いている企業利用人数が安定している企業人数変動がある企業

※上記は、2026年8月時点の月額です。最新情報は公式ページをご確認ください。

Google公式ページでは、年間プランについて「1年契約で16%お得」と案内されています。

ただし、契約条件や割引の扱いは販売代理店によって異なる場合があります。実際の見積もりは代理店にご確認ください。

参考として、Business Plusを年間プラン(1ユーザー月額2,500円・税別)で導入した場合の費用目安は次のとおりです。

《ユーザー数の変動による費用の目安》

ユーザー数月額合計年額合計
10ユーザー25,000円300,000円
50ユーザー125,000円1,500,000円
100ユーザー250,000円3,000,000円

なお、Google Workspaceの料金は改定される場合があります。導入前には、必ずGoogle公式ページで最新の価格をご確認ください。

参照:柔軟な価格プラン オプションの比較/Google Workspace

Google Workspace Business Plusの主な機能

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ここでは、Business Plusを選ぶ理由となる代表的な機能を紹介します。

機能そのものだけでなく、自社でどう使えるか・どんな課題に役立つか、という視点で見て判断しましょう。

5TBのストレージ

Business Plusでは、1ユーザーあたり5TBのストレージを利用できます。これは、Standardの2TBに対して2.5倍の容量です。

Google Workspaceのストレージは「プール型」と呼ばれる仕組みで、各ユーザーの容量が個別に割り当てられるのではなく、全員分のストレージを組織全体で共有します。

たとえば10人でBusiness Plus(1ユーザー5TB)を契約した場合、合計50TBが会社共通のストレージになる仕組みです。あまり使わない人の余った容量を、たくさん使う人にまわせるため、容量に無駄が出にくいのが利点です。

ファイルや画像・動画などのデータ量が多い企業にとって、容量の余裕は運用上の安心につながります。

Google Vault

Google Vaultは、BusinessエディションのなかではPlusのみに標準で含まれる機能です(アドオン契約ではありません)。メールやチャットなどのデータを保持・検索・書き出しでき、電子情報開示(eDiscovery)やコンプライアンス対応に活用できます。

退職者のデータ管理や、監査・法務対応でメールの記録をさかのぼって確認したい場面などに有効です。ただし、Vaultを使えば法律に必ず対応できるというものではなく、あくまで法務・監査対応を支援する機能と理解しておきましょう。

関連記事:Google Vaultとは?機能・料金・使い方を徹底解説

高度なエンドポイント管理

エンドポイント管理とは、パソコンやスマートフォンなど、社員が業務に使う端末を管理する仕組みです。

Business Plusでは、Android・iOS・Windowsといった端末に対して、より高度な管理機能を利用できます。

Standardにも基本的な端末管理は備わっていますが、Plusではさらに踏み込んだ管理が可能です。

リモートワークやBYOD(私物端末の業務利用)が広がるなかで、社内データにアクセスする端末を組織として管理したい企業に適しています。

Google Meet

Google Meetは、Google Workspaceに標準で備わっているオンライン会議ツールです。専用ソフトのインストールは不要で、パソコンやスマートフォンのブラウザからすぐに会議へ参加できます。

Business Plusでは、Google Meetの会議に最大500人まで参加可能で、Starterの100人、Standardの150人と比べて大幅な拡大です。

全社集会やオンラインセミナーなど、大人数が同時に参加する会議を想定している企業に向いています。

Gemini(AI機能)

Googleの生成AI「Gemini」は、現在Businessの全プランに標準搭載されており、追加料金なしで利用できます(以前は有料アドオンでした)。

GmailやドキュメントでのAIによる文章作成支援・Meetの自動メモ生成など、日々の業務の効率化に役立ちます。

ただし、Geminiが使えること自体はStandardなど他プランでも同じです。

そのため、「Geminiが使えるからPlus」と考える必要はありません。Plusを選ぶ決め手になるのは、あくまでVaultや端末管理といった機能のほうだと、おさえておきましょう。

サテライトオフィスのGoogle Workspace/Gemini導入支援の詳細はこちら

参照:柔軟な価格プラン オプションの比較/Google Workspace

Business Starter・Standard・Plusの違い

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Businessエディションには、Business Starter・Standard・Plusの3プランがあります。

以下で、それぞれの料金・主な機能をまとめました。(料金・機能はGoogle公式の最新情報にもとづきます)。

《Businessプラン比較表》

項目StarterStandardPlus
月額・年間プラン800円1,600円2,500円
ストレージ30GB2TB5TB
Meet参加人数100人150人500人
Google Vault――○
高度なエンドポイント管理――○
ユーザー数300人まで300人まで300人まで

※上記は、2026年8月時点の月額です。最新情報は公式ページをご確認ください。

選定にあたって1番の悩みは、Standardで十分なのか、それともPlusが必要なのかという点です。

判断のポイントは、Standardに加えて何が必要ならPlusなのかを見極めることです。

具体的には、Google Vault・高度なエンドポイント管理・150人を超える大人数のMeet・5TBの大容量ストレージ。このいずれかが必要な場合に、Plusが選択肢に入ってきます。

Google Workspace Business Plusが向いている企業と不要なケース

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自社に合うエディションがBusiness PlusとStandardのどちらなのか、判断に迷うケースもあるでしょう。

ここでは、Plusが向いているケースと、Standardで十分なケースに分けて整理します。

自社の状況と照らし合わせながら確認してみてください。

Business Plusが向いているケース

次のような企業には、Business Plusが適しています。

  • ・データの保持・監査対応を重視する企業(Google Vaultが必要)
  • ・社員の端末を組織として管理したい企業(スマートフォン・PCの管理を強化したい)
  • ・150人を超える会議を開催する企業(Meet最大500人を活用したい)
  • ・セキュリティや情報管理を強化したい企業

ただし、Plusにするだけで管理が万全になるわけではありません。自社に必要な管理レベルを確認したうえで選びましょう。

Business Standardで十分なケース

一方で、次のような場合には、Standardも十分に有力な選択肢です。

  • ・Google Vaultによるデータ保持・監査対応が必要ない
  • ・高度な端末管理を必要としない
  • ・Meetの参加人数が150人以下で足りる
  • ・5TBもの大容量ストレージは必要ない

高いプランだからよいとは限りません。自社の要件に合ったプラン選びが、コスト面でも重要なポイントになります。

Business PlusとEnterpriseの違い

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セキュリティやデータ管理をさらに突き詰めたいとき、次に視野へ入ってくるのがEnterpriseエディションです。

Enterpriseは大企業向けというイメージがありますが、必ずしもユーザー数だけで選ぶものではありません。

300人以下の企業でも、より高度なセキュリティやデータ管理の必要がある場合には、Enterpriseを検討する価値があります。

判断の軸を、以下の3点で整理してみましょう。

  • ・ユーザー数
  • ・セキュリティと管理要件
  • ・必要な機能

Business Plusは機能が充実しているぶん、データの移行や管理画面の設定・運用ルールづくりといった導入の際に検討すべき内容も多くなります。

自社だけで進めるのが難しいと感じたときは、導入支援サービスを検討してみてください。

サテライトオフィスなら、Google Workspaceの導入支援はもちろん、管理者向けの便利なアドオンツールまで幅広くサポートしています。

関連記事:Google Workspace Enterpriseとは?機能・料金・選び方を解説

自社に合うプランを見極め、導入をスムーズに進めよう

Business Plusはセキュリティやデータ管理を強化したい企業にとって心強いプランです。しかし、機能が豊富なぶん、ライセンスの選定だけでなく既存環境からの移行や管理設定、運用ルールの整備まで見据える必要があります。

導入後の効果をしっかり引き出すには、専門的な知見にもとづいた計画が欠かせません。

サテライトオフィスは、Googleの最上位ステータスである「Google認定プレミアパートナー」として、8万社以上のアドオンツール導入実績があります。

Google Workspaceの導入から設定・移行・運用定着までを一貫してご支援し、40種類以上の自社開発アドオンツールで、標準機能では届かない部分まで幅広くサポートします。

Business Plusの導入や、自社に合うプラン選びでお困りの際は、サテライトオフィスに安心してお任せください。

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